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甲状腺外来

担当医
外科 長田裕典
受  付
毎週月・火・水・金曜 午前(外科診療予定

甲状腺の働き・病気・治療

甲状腺はどこにあって、どんな役割をしているのですか?

甲状腺はのどぼとけの下に、蝶が羽を広げて気管を抱きこむようにくっついています。 正常な甲状腺は、重さが15gくらいの小さなもので、軟らかく、外からは触ってもわかりません。

食物中のヨードから2種類の甲状腺ホルモンを作り出し、血液の中に分泌する働きをしています。 この甲状腺ホルモンは、身体の成長や新陳代謝を調節するのに大変重要なホルモンで、 食べた物が栄養素として体内で利用されるための働きをします。

甲状腺の病気にはどのようなものがあるのですか?

身体の新陳代謝に必要な甲状腺ホルモンの分泌が過剰または不足するといった甲状腺の機能自体の病気と、 甲状腺内に腫瘍ができる病気があります。 この腫瘍の多くは、甲状腺機能には直接影響しないので、体調や精神状態に大きな変化がでることはありません。 しかしこの腫瘍には良性と悪性があり、放っておく訳にはいきません。

甲状腺ホルモンが過剰になると、年中暑がる、汗が多い、だるくなる、疲れやすい、動悸がする、手が震える、 よく食べるのにやせる、などの症状が現れ、更年期障害と間違われることもあります。

逆に、甲状腺ホルモンが不足すると、体の動きが鈍くなって、無気力、もの忘れ、いつも眠い、 受け答えがゆっくりになるなどの症状がでるため、怠け者やうつ病と間違われる事もあります。 その他にも、冷え、皮膚の乾燥、顔や手がむくむ、便秘、あまり食べないのに太る、髪の毛が抜ける、 生理が多いなどの症状がでます。

どのような検査をするのですか?

だいたいの場合、超音波検査と血液検査で診断をすることが出来ます。 ごくまれにCTやMRI を使うこともあります。 また腫瘍ができている場合は、悪性でないかを調べるために、穿刺吸引細胞診という検査を行ない、 手術が必要かどうかの判断を行ないます。

治療法にはどのようなものがありますか?

甲状腺ホルモンのバランスに異常をきたし、分泌が過剰な場合には、ホルモンが過剰につくられないように、 抗甲状腺剤という薬を内服します。 薬が副作用その他で長期継続できない人には、手術治療も適応となります。 逆に分泌が不足している場合には、甲状腺ホルモン剤を服用して不足しているホルモンを補充します。 悪性腫瘍の場合には、手術が必要ですが、1週間以内の入院治療で可能となっています。

(外科 長田)


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