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人工透析

いずみの病院 人工透析 オンラインHDF 近澤成和

腎臓の最も重要な役割は、血液を濾過して尿をつくり体の中の老廃物を体外に排泄することです。 糖尿病や慢性腎炎などのために腎機能が低下していくと慢性腎不全となり、 いよいよ末期になると水分や老廃物のコントロールができなくなります。 そうした状況で人工的に血液の浄化を行うのが透析療法です。

透析療法には血液透析と腹膜透析がありますが、現在の日本では 透析療法を受けている314,180人(平成25年末)中97%が血液透析を行っています。 血液透析は基本的に週3回4時間行います。もともと週168時間働いていた腎臓のかわりを12時間で担うわけですが、 透析を20年以上行っている患者さんも珍しくなく、最長は45年以上透析を行われている方もいます。

また最近は人工腎臓の機能の向上や血液透析濾過といった新たな血液透析の選択も可能となり、 当院でも患者さん個々の状態(年齢、活動度、栄養状態など)に合わせて、 最適な透析が行えるよう取り組んでいます。

透析スケジュール

月曜〜土曜日まで 日曜日を除いて毎日行なっております。

  • 月・水・金
         午前の部 8:30入室開始 ・ 午後の部 14:30入室開始 ・ 夜の部 17:00入室開始(最大22:30まで対応)
  • 火・木・土
         午前の部 8:30入室開始 ・ 午後の部 15:00入室開始
透析スケジュール
 
午前の部
午後の部
夜の部      

医師

近澤 成和   Chikazawa Masakazu

透析部長・泌尿器科部長
日本泌尿器学会専門医 身体障害者指定医 医学博士

特色

血液浄化装置
血液浄化装置
オンラインHDF

当院では、従来の人工透析よりもより生体の腎臓の働きに近いといわれている オンラインHDFという治療を行なっています。

オンラインHDFを行なうことで通常の透析では取り除きにくいとされている物質を除去することができ、 骨・関節痛、イライラ感、不眠、痒みなどの症状改善効果や透析開始時の尿量維持、健康状態を維持しての延命効果が期待できます。

患者さんに最適な治療を

当院ではオンラインHDF専用機器を全台導入しています。 またHDFでは専用のダイアライザーを使用しています。

最近の透析治療では透析時間を長くして、十分な透析量をという考え方が主流となりつつあります。 当院でも、要望に応じて透析時間の延長も承っています。 また患者さんの状態に応じて、透析方法(ダイアライザーや治療時間や除水プログラム、抗凝固剤など)を より最適なものにするように透析条件を定期的に検討しています。 オンラインHDF以外でも積層型ダイアライザーによる透析をおこなっていますので、患者様に応じた材料を選択できます。

治療中の快適さ
アーム式液晶テレビ
アーム式液晶テレビ

透析室のベッドは全ベッド電動ベッドを採用していますので、透析中状態が安定している方はご自由にリクライニングを調節していただけます。またベッド全台にアーム式液晶テレビを取り付けてありますので、他の患者さんと共有することなく、またご自由な姿勢でテレビを楽しむことができます。テレビにはDVDプレイヤーを接続することもできますので、透析中に映画を楽しむことも可能です。

また、ベッド間隔を広くとることで患者さんがゆっくりと治療に専念できるよう配慮しています。

透析治療を一緒に頑張りましょう

患者さんがより健康的に、体に負担をかけることなく日々過ごし、透析を続けていくためにはなにより自己管理が大切です。 私たち透析室スタッフは、患者さんの自己管理をサポートいたします。

透析って何だろう? 透析を始めたらどういう生活を送ればいいのかしら? 食事は何を食べたらいいのだろう? などの疑問についてはパンフレットを用いて丁寧に説明させていただきます。また透析勉強会や栄養士による食事指導など 透析治療へのさまざまな取り組みを行なっています。

お食事
透析室待合
透析室待合
特別食

現時点では、外来の患者さんでご希望の方のみ、お食事を提供させていただいています。 透析食の参考にしていただけると共に、季節の行事などによる特別食もあり、楽しんでいただけると思います。

またゆっくり食事や休憩をとるスペースを設けることで患者さん同士の情報交換の場にしていただいております。

※食事の提供は透析後となっております。
 ただし、夜間の患者さんのみ、透析中にお食事を提供しております。

リハビリ
透析中のリハビリテーション
透析中のリハビリテーション

透析中のリハビリテーションを始めました。 腎不全や透析患者さんでは、運動能力が著しく低下することが知られています。 透析開始から1時間くらいの間に軽い運動を行うことで、透析中の血圧変動を防ぐ効果や筋力・体力の維持効果が証明されています。

また、実際にリハビリテーションを受けている患者さんからは、 「足のツリが少なくなった」「退屈しない」「調子が良くなった」などの声をお聞きします。 実施にあたっては、医師、看護師、臨床工学技士による十分な安全管理のもとに、 理学療法士が運動機能を評価した上で、下肢筋のストレッチングや末梢循環促進、 軽い筋力強化などを患者さんの状態に合わせて行います。

安心・安全な治療を提供

透析室スタッフ全員が、常に患者さんに安全な治療を提供できるよう日々取り組んでいます。 開院から現在まで透析中の医療事故はゼロです。

送迎

家から病院まで自分で来るのが難しい…車いすなので大変…などの理由で通院にお困りの患者さんは、 状況に応じて送迎が可能かどうかご相談させていただきます。

臨床工学部 松田
看護部 門田

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