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「糖尿病と食事」「糖尿病患者さんが夏場に注意すること」

2013/08/28 7階多目的ホール 第30回糖尿病勉強会

糖尿病と食事 実際の献立を用いた事例紹介

管理栄養士 村田佳世

管理栄養士 村田佳世

主食と副食に分けてメニューを考えると、
栄養バランスがとりやすくなります。

糖尿病の方の食事で最も重要なポイントは、栄養バランスをとることです。 主食・主菜・副菜をきちんと食べるよう心がけましょう。 また、エネルギー量に対する三大栄養素の割合は、左下図のようになるのがよいとされています。

ご自身の食事で不足・過剰摂取しがちなものを把握して、理想のバランスに近づくようメニューを工夫しましょう。 例えば、炭水化物を過剰摂取しがちな場合は、内容を変えたり、量を減らしてサラダを加えるだけでも、バランスは改善します。 

食事の栄養バランスをとりましょう  エネルギー量に対する三大栄養素の割合

食事の栄養バランスをとりましょう       エネルギー量に対する三大栄養素の割合


糖尿病患者さんが夏場に注意すること

糖尿病看護認定看護師 橋詰美智代

糖尿病看護認定看護師
橋詰美智代

熱中症予防のための水分補給は、カロリーや糖分の摂取量に注意して。

今夏は猛暑で、熱中症になる方が多くいらっしゃいました。 熱中症は、高齢者や小児がなりやすいと言われますが、実は糖尿病の方もなりやすいことをご存じですか? 糖尿病の方は、自律神経や皮膚血流に障害が起こりやすく、体温がうまく調節できないことがあるためです。

熱中症にならないためには、暑さを避ける、室温を下げる、水分をこまめに補給するなどの対処が大切です。

ただし、水分補給は、飲料の種類によってはカロリーや糖分を多く含むため、糖尿病の方は注意が必要です。 炭酸飲料やスポーツドリンク、果物・野菜ジュースは、糖質を多く含むものがあります。 また、エネルギー量に関する表示は、100ml当たり20kcal未満で“カロリーオフ”“低カロリー”、 5kcal未満で“ノンカロリー”“カロリーゼロ”とすることが認められています。 選ぶときは確認しましょう。 アルコールは高カロリーで低血糖になりやすいため、基本的には禁酒をおすすめします。

筋肉の痛みやこむらがえり、めまいなど熱中症を疑う症状が現れたら、まずは体を冷やして水分を補給。 それでも改善しないときや意識障害があるときには、ただちに医療機関を受診しましょう。

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