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「糖尿病と上手につきあうために」 「マスターしよう!歯周病を防ぐ磨き方」

2014/10/22 7階多目的ホール 第37回糖尿病勉強会


糖尿病と上手につきあうために

内科 吉井和也

内科 吉井和也

糖尿病は自覚症状がないため、気づいていなかったり、 糖尿病の可能性があるという検査結果が示されても危機感が乏しく、放置される方が多いようです。 糖尿病は早い段階から治療を始め、うまく血糖コントロールできれば、健康な人と同じような生活を送ることができます。

糖尿病治療の代表的な流れ

糖尿病治療の代表的な流れ

糖尿病治療の3つの柱は、食事療法・運動療法・薬物療法。 どれも大事で、どれが欠けても治療はうまく進みません。 代表的な治療の流れは、まず運動と食事習慣の見直しと改善。 それだけでは血糖コントロールが十分でない場合は、併せて薬物療法を行います。 薬は作用の違いによって数種類あり、患者さんの糖尿病のタイプや状態に合わせて選択します。 定期的に受診していただき、血糖値、体重や血圧などを測定し、現在の状態を判断。 医師、看護師、理学療法士、歯科衛生士、薬剤師、管理栄養士らが治療をサポートします。

糖尿病は治る病気ではありませんが、克服できる病気です。 糖尿病を理解し、ご自身の状態を把握して、一緒に治療を進めていきましょう。


マスターしよう!歯周病を防ぐ磨き方

歯科衛生士 中西 文

歯科衛生士 中西 文


入れ歯もしっかりこすり洗い

入れ歯もしっかりこすり洗い

入れ歯は、必ずブラシでこすって汚れを
落としてから洗浄剤に浸けましょう。
洗浄剤だけでは菌は落ちません。

食事療法を適切に行うために、口の中の健康は不可欠。 しかし、糖尿病の方は歯周病が悪化しやすいと言われています。 唾液には口の中の自浄作用があるのですが、糖尿病の方は唾液の量が減るため不潔になり細菌が繁殖しやすくなります。 また、高血糖の状態が続くと、白血球の働きが悪くなり組織が破壊されやすくなるため、歯周病が悪化しやすいのです。

口の中のケアは、歯と歯肉のブラッシングが基本。 正しい歯磨きで、歯周病を予防しましょう。

適度な運動を生活にうまく取り入れましょう。

正しい歯磨きのポイント
自分の歯の汚れやすいところを知る
一般的に汚れやすいのは、前歯の裏、奥歯の後ろ、歯と歯・歯肉の間、噛み合わせの溝。 汚れやすいところを知り、意識して磨きましょう。
寝る前の1回は質のよい歯磨きをする
歯ブラシの毛先をうまく使う
歯ブラシは毛先でしか汚れを落とせません。 毛先を立てて軽くあてて磨きましょう。
磨く順番を決めて磨き残しを防ぐ
順を決めないと、同じところばかり磨きがち。 流れを決めて一筆書きのように磨きましょう。

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