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「糖尿病と医療相談室」 「糖尿病の食事づくり」

2015/2/25 7階多目的ホール 第39回糖尿病勉強会


糖尿病と医療相談室

医療ソーシャルワーカー 山本渚


ご相談内容の例

ご相談内容の例

私たち医療ソーシャルワーカーは、患者さんやご家族が抱える経済的・心理的・社会的な問題解決のために、 社会福祉の立場からさまざまな援助を行っています。 制度やサービスの紹介、相談窓口との連携や紹介、医療・専門用語の通訳的役割、退院に向けた調整・準備など、 じっくりとお話をお聞きしてお一人お一人に合ったサポートを心がけています。 お気軽にご相談ください。


糖尿病の食事づくり

栄養管理士 吉良 淑子


糖尿病は、糖を分解するインスリンの分泌が不足したり十分に働かなかったりする病気で、 健康な人に比べて食後の血糖上昇が顕著です。 高血糖の持続はさまざまな重大な合併症を引き起こすため、血糖管理が大切です。 三大栄養素のうち食後高血糖に最も影響がある、炭水化物の摂取量に特に注意しましょう。

血糖値を上げる食品の例

血糖値を上げる食品の例

ご自身の適正エネルギー量を知り、炭水化物50〜60%、たんぱく質15〜20%、 脂質20〜25%の割合を目標にエネルギー量を配分します。 献立はこの割合を参考に、主食・主菜・副菜を組み合わせて考えましょう。 外食では、ごはん・パン・麺類など主食の量を減らしてもらう、小さなサイズにするなど自分の適正量に調整しましょう。 麺類を食べるときは、トッピングで野菜や肉類を加えるなどの工夫を。 血糖値を上げる糖質を含む穀物類を摂る場合は、主食の量を減らすなどして調整します。 お総菜は塩分・糖分を減らすため、別についているしょうゆやソースはかけないか使用量を減らしましょう。

食生活は人それぞれ違います。 ご自身にあった献立で、健康を維持しましょう。


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