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海外の認知症対策

2017/10/06 7階多目的ホール 第81回脳と神経の勉強会

第81回脳と神経の勉強会のようす

2012年6月、厚生労働省は今後の認知症施策の方向性について、 認知症高齢者を病院や施設でみるそれまでの方針を見直し、 認知症になっても地域でその人らしく暮らしていける環境づくりをめざすと発表しました。

欧米ではすでに進んでいる方針で、日本はようやく国際的な基準に沿う方針に転換したというわけです。 人口や年代別構成比、税率など、国により状況はさまざまで単純に比較することはできませんが、 喫緊の課題であるにも関わらず日本の取り組みは遅れていると言わざるを得ません。

専門的なケアやサポートを受け、住み慣れた家や地域でご家族やご友人と触れ合いながら、 その人らしい生活を続けられる社会の実現がめざされています。 私たち医療機関スタッフは専門性の高い治療を行い支援してまいります。


認知症ケア先進国である欧州各国と日本の認知症対策に関する比較

認知症ケア先進国である欧州各国と日本の認知症対策に関する比較


脳神経外科・もの忘れ外来担当医 楠木 司

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