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管理栄養士が考えた糖尿病食調理実習
2018/10/28 第1回調理実習
糖尿病の治療は血糖コントロールがすべての基本。血糖値に直結する食事はとても重要で、カロリー、塩分や糖質など、さまざまな制限が求められます。重要だと分かっていても、献立づくりや調理が面倒だったり、味付けやレシピがワンパターンになったり、せっかくの食事がつまらなくなってはもったいない。
そこで今回は、病院を飛び出して、こうち男女共同参画センター『ソーレ』(高知市旭町)で調理実習を開催。当院糖尿病外来を受診中の患者さんとそのご家族にご参加いただき、管理栄養士が考えた献立を、管理栄養士と糖尿病ケア委員会の職員と一緒に調理しました。

今回の献立
- 押し麦ご飯
- 和風ハンバーグ 〜みそ仕立て〜
- 切り干し大根のサラダ
- なすのポン酢和え
- きのこの沢煮椀
- ゆずゼリー

「これならできる」「続けられる」と、献立や調理に対する意識が変わり、関心を持っていただくことができたならうれしく思います。大勢でおしゃべりしながらの食事も楽しく、有意義な時間となりました。
イベントには医師、看護師、リハビリスタッフや管理栄養士、薬剤師、医療相談員が同行。参加者のみなさんとの会話などからお一人お一人の生活習慣に合った治療のヒントを提供できればと、今後もこのようなイベントを続けて開催したいと考えています。次回もたくさんの方のご参加をお待ちしております。