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「見直そう!生活リズム」「はじめよう!歯周病予防」
2016/10/26 7階多目的ホール 第49回糖尿病勉強会
「見直そう!糖尿病と関係のある 生活リズム」
理学療法士 小松 由佳
生活リズムとは、睡眠・食事など日常生活におけるさまざまな活動のリズムのこと。 人間には1日周期でリズムを刻む体内時計が備わっており、生活リズムが乱れると体内時計も乱れてしまいます。 不規則な生活では代謝率が下がるため血糖値が上昇し、糖尿病の危険性が高まります。

日常生活を見直し、体内時計を整えましょう。
- 朝昼夕食を規則正しくとりましょう。食べ過ぎや寝る直前の食事は避けましょう。
- 睡眠時間をしっかりとりましょう。睡眠不足は体内時計の乱れにつながります。
- ウォーキングや水泳など、糖や脂肪を効率よくエネルギーに変える有酸素運動を継続して行いましょう。
「はじめよう!歯周病予防」
歯科衛生士 隅川 幸枝
歯周病は、歯と歯ぐきの間の歯垢によって引き起こされる感染症。 進行すると歯を支える骨まで溶かし、悪化すると歯が抜けてしまうこともあります。

最近、糖尿病と歯周病は影響を与え合うことが分かってきました。 糖尿病の方は歯周病になりやすく重症化しやすいこと、歯周病があると糖尿病が悪化しやすくなることが報告されています。 さらに肥満や骨粗しょう症などとの関わりも指摘されています。 歯を失えば、食事や発語がしにくくなるなど、生活にも影響します。
お口の中を清潔に保ち、歯周病を予防しましょう。 歯垢を落とすこと、磨き残しがないよう意識して歯を磨きましょう。 また、定期的に歯科を受診して、お口の中をチェックしてもらいましょう。